【水中写真が撮りたい】ダイビングライセンス取得に挑戦する

水中写真

フィリピンへの海外赴任をきっかけに、水中写真を始めることを決めました。

最初は新しい国、新しい住まい、新しい職場、、、新しい環境に慣れるのも結構大変でした。どこかでフィリピンに来ておどろいたあるあるでも書こうかなと思うくらいには色々なことがありました笑

それはさておきフィリピンに来た本来の目的である、水中写真を撮るためにダイビングライセンスを取得するために動き出しました。当然自分で海に勝手に入って撮るなんてできないですからね。

ダイビングライセンス取得に挑戦

ダイビングライセンスとは?

ダイビングライセンスは公的な資格というわけでなく、民間団体が発行する認定証です。「Cカード(Certification Card)」と言われます。

逆にいうとダイビングライセンスが無いと毎回講習が必要になります。また限られたエリアで潜るいわゆる体験ダイビングに限られちゃいます。

継続してダイビングをするなら、ライセンス取得は必須ですね。

まずは”PADI”の”オープン・ウォーター・ダイバー”を取得する

民間団体も複数あります。中でもPADIという団体が一番知名度が高く、全世界で最大の会員数を誇るようです。世界のダイバーの6割以上がPADIの会員みたいのようです。

特にこだわりがなかったので、一番間違いが無さそうなPADIの資格を取得することにあっさり決めました。ほとんどのダイビングショップでPADIの講習を受けられるようで、色々なところで通用するライセンスという点は安心ですね。長い物には巻かれろというやつですね。

PADIのダイビングライセンスも複数あります。まずは初級にあたるオープン・ウォーター・ダイバーの資格を取得することになります。

オープン・ウォーター・ダイバーの資格を取得すると最大水深18mまで潜ることが可能です。取得後はファンダイビングを楽しむことができるようになります。

上位のライセンスとしてアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー(最大水深30m)やレスキュー・ダイバーもあり、行動範囲やできることが増えて行きます。

初めは体験ダイビングでもいいかとも一瞬思いましたが、すでにハウジング購入している自分が徐々に慣れるのもおかしい?と思って最初からオープン・ウォーター・ダイバーを取得することにしました。

ダイビングショップを探す

ライセンス取得のためにダイビングショップを探します。

英語は多少喋れるのですが、やはり不安なため日本人が経営しているダイビングショップを探しました。マニラ市内から車で行けるアニラオというエリアを見つけました。

マニラ市内から車で約2-3時間という好アクセスです。日帰りでもいけるみたいでマニラ駐在の日本人もよく訪れるみたいです。いずれはセブ島やボラカイ、パラワン島などいってみたいエリアが沢山ありますが、気軽に来れるのは嬉しい!

ちなみにアニラオはマクロ生物の宝庫とも言われているそうです。

いやー早くNIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sを投入して撮影したいぜ・・・

そんなアニラオで見つけたのが、 Paficice Azure Resortさんです。講習を日本語で受けることができるということで安心してライセンス取得できそうです。こちらのショップのオープン・ウォーター・ダイバーは一泊二日で取得できます。

Pacifico Azure Resort HP: https://pacificblueasia.com/

ダイビングショップに訪問

さっそくホームページからメールして予約を取りました。休みの予定が急に無くなったので、3日前に申し込みましたが受付して頂きました。

当日は集合時間の1時間前に着いてしまったのでカメラで遊んでました。随所に南国感を感じられてあっという間に集合時間になってしまいました。

入口の看板。なんとなく南国感を感じます。

ヤシの木が南国を感じさせる

ボート!

宿泊施設。部屋出たらすぐ海に入れそう。

ボートとダイビング機材

岸からみても透明度の高さがわかる。

ダイビング講習の様子

ビデオ講習

まずはPADIのビデオ講習を受けます。時間は3時間くらいあります。

翻訳されたと言う感じの日本語と寒めのギャグが織りなす不思議な世界観のビデオでした。正直ちょっと眠かったです。でも安全のためなので頑張って耐えます。

内容として気圧による肺の過膨張や減圧症など、適切に対応しないと身体の危険があることを学びます。どれもなかなか怖い内容で海に入る前から正直すこし不安になりました。教本はもらえるので後で復習しよう。

実技講習

講習後は2日間で合計4ダイブします。実技では海の中での呼吸や浮力調整について学びます。講習内容の多くが緊急事態への対応が多いです。マスクに海水が入った際のマスククリアなんかは結構怖かったです。

なかでも個人的には耳抜きが非常に難しく、なかなか左耳だけが抜けませんでした。潜るのに最初は結構時間がかかりました。ちなみに一緒に講習を受けた方は特に苦労せずという感じで、やはり個人差や慣れもあるようです。地上で耳抜きの練習をしよう。

他にも何箇所か不安なところがあったので海中でうまく出来なかった対応はインストラクターに言って岸部で再トライさせてもらいました。インストラクターはフィリピンの方ですが、元気に励ましてくれて講習を乗り切ることができて良かったです。

3ダイブくらいまでは怒涛の緊急時対応の講習で結構気力が要りましたが、4ダイブ目は海中散歩の時間もあり、ダイビングにも慣れてきて風景を見る余裕が出てきました。また途中で海に沈んでいるフラフープをくぐったり、海中のジェットスキーにまたがるなど楽しめるような工夫もありました。

ちなみに講習中にウミガメブルースポットスティングレイ(青斑点のあるカラフルなエイ)も見れました!間近で実際に泳いでいる姿をみると本当に感動しました。

またカラフルな珊瑚礁も当たり前のように海底に広がっていて、フィリピンの海の綺麗さに感動しっぱなしでした。自分で早く写真が撮れるようになりたい・・・

感動と少しの怖さで、始めてダイビングしたこの感動は忘れないと思います。

筆記試験を受け、ついにCカードを手に入れる!

ビデオ講習とダイブ講習のあとは筆記試験が待っています。問題自体は4択でそこまで難しくないようです。ちなみに日本人で落ちた人は今まで誰もいないとのこと。黙々とテスト用紙と向き合います。

結果は・・・・

・・・・・

はい、無事に合格してました!

最後の最後に落ちたらと少し不安でしたが安心しました。てっきりカードのようなものを貰えると思ったのですが今は電子化されており、PADIのアプリからeカードとして確認できます。時代ですね。

スマホさえあればライセンスが提示できるので、せっかくショップに来たのにカードが無いからダイビング出来ないなんてことも防げるメリットもあるようです。

ちなみにどうしても実物のカードが欲しい場合は、有料になりますがWEBで申請してゲットできます。

おまけ(ダイビングショップの様子や施設など)

ショップの様子

最後にダイビングショップの様子をお届けしようと思います。

こちらのダイビングショップでは食事も頂けます。ダイビング後のご飯ってめっちゃ美味しいんですよね。ビュッフェ形式で色々な料理を頂けます。味も日本人の口にあう味付けです。

皿に一度に盛りすぎた・・・笑

食事をしていたらショップの看板ネコがやってきました。さっき散々エサもらってたやん

・・・あげないよ

他にもネコ様たちが沢山いらっしゃいます

ダイビング後のほっとした感じと充実感が体を満たします。

吹き抜ける風が気持ちいい

海パンもパシャリ

ちなみに夜はBBQでした。スタッフさんが肉を焼いてテーブルまで持ってきてくれます。外のテーブルでBBQしながら、フィリピン定番のビールを飲むのが至高でした。

フィリピンと肉といえば牛じゃなく、豚と鶏がメインです。

フィリピンのド定番、サンミゲル

ちょうど夕日が沈む時間で雰囲気も最高でした。めっちゃチルです。

ダイビングショップでの会話

ライセンス講習で一緒だった日本人の方と連絡先交換して、またダイビング一緒にいくことになりました。人と人の距離を近くしてくれる魅力もあるみたいです。

ちなみに他のお客さんにフィリピンに来た早々にダイビングを始めたことを伝えると、「赴任早々にダイビングにトライするなんてだいぶアグレッシブだね!」と褒められました(たぶん褒めてない

ショップのオーナーさんにも「ハウジングをもう買ったんです!」伝えると少し引きながら笑ってくれました。やり方もこちらで教えてくれるみたいです。ありがたい!

ちなみにカメラ歴は3年くらいですと伝えると、「陸でやってたんですね」と言われました。水中写真をやる人は陸とか海とかいう感覚なのかもしれません・・・

今度からカメラマンに話しかけるときは、カメラやってるんだ?陸?それとも海?って聞いちゃおう

・・・・

・・・

冗談はさておいて、無事にCカード取得したので次回は”ファンダイビング”を楽しもうと思います。

次回はじっくり海中世界をのんびり楽しめるといいな。

ではまた!

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